台風19号 支援物資を「おすそ分け」

 台風19号で被害が出た福島県いわき市の平下平窪地区で、被災した企業が各地から届いた支援物資を近隣住民に無料で配布する「おすそ分けサロン」を開いている。介護施設を運営する「クルーズプランニング」は、施設や事務所が浸水被害に遭った。橋場慶彦社長(53)が会員制交流サイト(SNS)に被害状況を投稿すると、県外から食糧や水が届いた。

 平下平窪地区では当初断水し商店も休店。橋場さんの自宅は別の地区で被災した社員も少なかった。「家に帰れば普通の生活ができる。地域の方々にお分けしよう」。水に漬かった倉庫を片付け、SNSで必要なものを募集。レトルト食品や飲料水、土嚢(どのう)袋などの支援物資を15日から自由に持ち帰れるようにした。

 橋場さんは「今後はニーズが変わるので、住民の声を聞いて、物資が届く限りサロンを続けたい」としている。

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