ラグビー教室、鹿の角きり…台風19号接近で奈良でイベント中止相次ぐ

 大型で非常に強い台風19号。奈良県内には12日昼過ぎから夕方にかけて最接近する見込みで、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に参戦中のトンガ代表によるラグビー教室や、奈良公園の秋の風物詩「鹿の角きり」(初日)など、同日予定されていたイベントは相次いで中止となった。

 生駒市のHOS生駒北スポーツセンターグラウンドで開催予定だったラグビー教室は、人気のため100人の定員を大幅に拡大。幼児から小学6年までの約170人が参加するはずだったが、11日午後に中止が決まった。開催時間を当初の午後から午前にずらすなどした尽力も実らず、同市スポーツ振興課の西政仁課長は「子供たちが心から楽しみにしていたので、関係者のショックは大きい」と肩を落とした。

 鹿の角きりは、12~14日に春日大社境内の鹿苑角きり場(奈良市)で予定されていたが、主催する奈良の鹿愛護会は初日の中止を決定。13、14日は実施する。

 広陵町と河合町にまたがる馬見丘陵公園の「第9回馬見フラワーフェスタ」(12~20日)は、12日のイベントをすべて中止。13日もステージイベントやダリア花じゅうたんなどの一部イベントを中止する。同時開催の「シェフェスタin馬見」(12~20日)も12、13の両日が中止となる。

 また、12日に予定された「第10回全国源流サミットin奈良県黒滝村」も中止に。奈良文化財研究所平城宮跡資料館(奈良市)は12日が閉館となり、この日から始まる予定だった秋期特別展「地下の正倉院展-年号と木簡」は1日遅れて13日に開幕する。

 奈良地方気象台によると、12日午後6時までに予想される24時間降水量は多いところで北部250ミリ、南部300ミリ。13日午後6時までは北部・南部とも50~100ミリ。12日昼前から非常に強い風が吹くと見込まれている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ