週刊誌記者装い車内で待ち伏せか 神戸銃撃事件の容疑者

 神戸市中央区にある指定暴力団神戸山口組直系「山健組」事務所付近で山健組系組員2人が銃撃されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された対立組織の山口組直系「弘道会」系幹部の丸山俊夫容疑者(68)が、週刊誌記者を装って車の中で待ち伏せしながら、犯行の機会をうかがっていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。県警は対立組織の構成員であることを隠す目的があったとみて調べている。

 事件は10日午後2時40分ごろ発生。捜査関係者によると、現場付近の路上には数十分前からシルバーの車が停車していた。不審に思った警察官が車内の運転席にいた丸山容疑者に職務質問したところ、週刊誌記者を名乗ってデジタルカメラも所持していた。車の外で詳しく事情を聴こうとした際、拳銃を取り出して通りかかった組員2人に発砲したという。

 当日事務所では、昼ごろから山健組幹部らが組の運営方針などについて協議する定例会が開かれ、実際に週刊誌記者も取材で現地を訪れていた。

 県警は11日、死亡したのは山健組傘下組織に所属する佐藤隆保組員(43)と中川健司組員(39)と発表。また、山健組事務所を家宅捜索した。

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