仏検察 容疑者引き渡しをチリに要請 日本人留学生の不明事件

 【パリ=三井美奈】フランス東部ブザンソンに留学していた筑波大生、黒崎愛海(なるみ)さんが行方不明になった事件で、地元検察は10日、殺人容疑で指名手配中のチリ人元交際相手について、チリ当局に身柄引き渡しを求める手続きを開始したと発表した。

 この元交際相手はニコラス・セペダ・コントレラス容疑者。チリ側はこれまで、容疑者の拘束要求に応じておらず、仏当局の要請に応じるかどうかは不明だ。

 仏当局は身柄引き渡しが拒否されても、容疑者不在のまま、公判実施を目指す方針を示していた。

 黒崎さんは2016年12月、セペダ容疑者と夕食をとった後に行方不明になり、容疑者はその後、帰国した。

 仏当局は黒崎さんが殺害されたと見ているが、遺体は見つかっていない。セペダ容疑者はチリ当局に対し、殺害関与を否定している。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ