慰安婦記事、判決は2月に 札幌高裁で二審結審

 元朝日新聞記者の植村隆氏(61)が、従軍慰安婦について書いた記事を「捏造」とされ名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの櫻井よしこ氏(73)と出版社3社に謝罪広告の掲載と損害賠償などを求めた訴訟の控訴審口頭弁論が10日、札幌高裁(冨田一彦裁判長)であり、結審した。判決は来年2月6日に言い渡される。

 弁論で植村氏は「捏造と断罪するからには確かな取材が必要だが、櫻井さんは私に一切取材していない。櫻井さんを免責した1審は極めて異常な判断だ」と意見陳述した。

 昨年11月の札幌地裁判決は、櫻井氏の記事が植村氏の社会的評価を低下させたと認めた上で違法性はないと判断。取材経緯などから「植村氏が事実と異なる記事を執筆したと櫻井氏が信じたのには相当な理由がある」とし請求を棄却。植村氏側が控訴していた。

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