新井浩文被告、公判詳報(4)合意主張も「ちょっと嫌がっているなとは…」

 《捜査段階で話した内容を「記憶がない」と主張する新井被告。検察官は女性の「抵抗」を新井被告がどのように認識していたかを質問していくが、新井被告は、手を引き抜こうとした時と、新井被告が下半身を合わせようとしたら逃げようとした時だけ「嫌がっている」と思ったという》

 《女性が証言した拒否の言葉を覚えていないとする新井被告。検察官が「女性が嘘をついているのか」と詰め寄ると、弁護側が異議を申し立て、検察側が質問を撤回。こうしたせめぎ合いが何度も繰り返された》

 検察官「(下半身を合わせようとしたら)上に逃げようとした?」

 新井被告「そうです」

 検察官「拒否したと思ったのか」

 新井被告「その通りです」

 検察官「(下半身を合わせるのは)嫌がるのに、性行為はいいということがあり得るんでしょうか」

 新井被告「あり得ると…あり得る…あり得るんじゃないでしょうか」

 検察官「逮捕前の取り調べで、Aさんが性交に合意していたと思っていたという話はしましたか」

 新井被告「強制性交の意味がよく分かっていませんでした。法的なこととか」

 検察官「あなたは上申書を作成しましたが、どういうことを書いたんですか」

 新井被告「覚えていません」

 検察官「セックスを強要したと書いてありますが覚えていますか」

 新井被告「んー、なんとなく」

 検察官「(下半身を合わせることを)拒否されたと書いてありますが覚えていますか」

 新井被告「なんとなく」

 検察官「合意していると思ったということは書いていませんね?」

 新井被告「警察がそういう質問をしなかったので」

 検察官「自分からは言わなかったんですか」

 新井被告「逮捕されるのは初めてで、何も分かりませんでした」

 検察官「検察官と供述調書を作成したのを覚えていますか」

 新井被告「なんとなく」

 検察官「何を聞かれたか覚えていますか」

 新井被告「覚えていません」

 検察官「Aさんが本当に合意していたのか半信半疑だったということを話したのは覚えていますか」

 新井被告「はい」

 検察官「合意じゃないかもしれないと思っていたんですか」

 新井被告「ちょっとは思っていたと思いますが、合意の方が強いとは思っていました」

 検察官「手を引っ込めたり、上に逃げたりしていますよね。これは拒否ではないんですか」

 新井被告「ちょっと嫌がっているなとは思いました」

=詳報(5)に続く

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