「戦国無双」も特許権侵害、コーエーに1・4億円賠償命令 知財高裁

 人気ゲームソフト「戦国無双」やホラーゲーム「零(ぜろ)」などを販売するコーエーテクモゲームス(横浜市)に特許権を侵害されたとして、ゲーム会社のカプコン(大阪市)が約9億8千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が11日、知財高裁であった。鶴岡稔彦裁判長は、零シリーズでの侵害を認めて約500万円の支払いを命じた1審大阪地裁判決を変更し、新たに戦国無双などでの侵害も一部認め、賠償額を約1億4300万円に増額した。

 判決などによると、特許権侵害が認められたのは、(1)前作のソフトをゲーム機に読み込ませると続編で特典が得られる機能(2)敵キャラクターの接近など状況に応じてコントローラの振動が変化する機能-の2点。(1)は戦国無双や「真・三国無双」シリーズなどの一部、(2)は零シリーズなどで使われた。

 知財高裁は損害額について、(1)の侵害は売り上げの3%が適当と判断、(2)の侵害は売り上げの1・5%が適当とし、0・5%とした1審から増額した。

 カプコンは「おおむね満足のいく内容」、コーエーテクモゲームスは「判決内容を十分に精査し、今後の対応を検討する」とコメントした。

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