SL終焉の地に活気 地震で被災の安平町道の駅

 昨年9月の北海道地震で震度6強を記録し、死者はなかったものの93棟が全壊、9割を超える住宅が何らかの被害にあった安平町に今年4月、オープンした道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」。同町追分地区は“SL終焉の地”で、多くの鉄道ファンも立ち寄り、町の人口とほぼ同数の約8千人が訪れる日もあるという。

 道の駅に併設された鉄道資料館には、蒸気機関車D51形320号が国内でも指折りの保存状態で展示されている。追分地区は鉄道の要衝として栄え、最後のSLが運行。最盛期には住民の半数以上が鉄道関係者とその家族だったという。

 8月下旬に道の駅を訪れた仙台市の上村剛史さん(48)は「SLを見たくてもこういう施設は全国にはなかなかない」と興奮気味だった。

 安平町地域推進課長の村上純一さん(54)は「いままで町に存在しなかった観光の目玉。これからも復興のシンボルとして期待したい」と話している。

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