女児虐待死の検証結果報告 沖縄・糸満市が市議会へ

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん=当時(10)=が1月に死亡した虐待事件で、心愛さんらが平成29年7月まで暮らしていた沖縄県糸満市が30日、当時の対応を検証した中間報告を市議会に伝えた。検証は、市の要保護児童対策地域協議会(要対協)が2月から進めてきた。

 糸満市は、父の勇一郎被告(41)=傷害致死罪などで起訴=による夫婦間のドメスティックバイオレンス(DV)については一家の転居先の野田市に伝えたが、心愛さんへのどう喝に関する情報は事実確認ができず、提供しなかった。

 関係者によると、中間報告は、虐待情報を伝えなかったことについて「調査途中でも、把握している情報を提供すべきだった」と指摘している。糸満市は29年7月、心愛さんの親族から虐待とDVの相談を受けた。市は沖縄県中央児童相談所に伝え、勇一郎被告と家庭訪問の約束をしたが実現しなかった。

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