籠池被告の被告人質問はじまる 大阪地裁

 国や大阪府・市の補助金をだまし取ったなどとして詐欺罪などに問われた学校法人「森友学園」前理事長、籠池(かごいけ)泰典被告(66)と妻の諄子(じゅんこ)被告(62)の第13回公判が28日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で開かれた。この日は被告人質問が行われ、午前中の審理では、籠池被告が自身の経歴について証言した。

 被告人質問で籠池被告は、諄子被告の父親が理事長を務めていた学園で働くようになった経緯を説明。「学園が大きく展開する時期で、人手不足だった」と述べた。

 起訴状によると、両被告は、同府豊中市での小学校建設をめぐり、国の補助金約5600万円を、また府・市の補助金計約1億2000万円を、それぞれだまし取ったとされる。両被告は今年3月の初公判で起訴内容の大半を否認している。

 公判では、これまで19人の証人尋問が実施され、小学校校舎の設計業者は、両被告から工事金額の水増しを要求され、実際の費用よりも高額な見積書を作成したことを証言。また、府・市の補助金については、両被告の長女が、幼稚園が作成する提出書類を籠池被告が作成したとする一方で、諄子被告の関与については「わからない」と述べた。

 両被告の被告人質問は9月2日にも行われ、10月30日に結審する。

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