京アニ放火 奪われた若手やベテラン

 京都アニメーションの放火殺人事件では、アニメの道に入って間もない若手や、京アニを長年支えてきたベテランが犠牲になった。同社に詳しい専門家は被害の大きさに言葉を失い、残された社員らのケアの重要性を訴えた。

 同社をよく知る京都文化博物館(京都市中京区)の森脇清●(=隆の生の上に一)映像・情報室長(主任学芸員)は、同社の社員25人の犠牲者が公表された27日、産経新聞の取材に応じ、「言葉で表現のしようがないほどひどいことだ。なんと言えばいいのか分からない」と呆然(ぼうぜん)とした様子で話した。

 さらに「前例のないあまりにひどい事件なので、残された社員の心の傷は想像以上に深いはず。まずは彼らの心的外傷後ストレス障害(PTSD)のケアが不可欠だ」と訴えた。

 さらに「残された社員は、相当つらいだろうが前を向いてほしい。反骨精神や職人としてのプライドを持ちながら、全員一丸で作品を作るというこれまでの『京アニ魂』を忘れず、復活に向けて頑張ってもらいたい」と語った。

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