あおり運転に遭ったら…避難し、ためらわず通報を

 あおり運転の現状や被害に遭った場合の対処法をQ&A形式でまとめた。

 Q あおり運転とは

 A 相手の運転者を威嚇する目的の危険な運転だ。車間距離を極端に詰める行為や蛇行運転、急な車線変更や幅寄せのほか、クラクションやハイビームでの挑発行為も含まれる。

 Q 警察はどう対応しているか

 A 社会問題化したあおり運転に対し、警察庁はあらゆる法令を駆使した摘発を全国の警察に要請している。前方との車間距離を詰め過ぎた運転者には、道交法の車間距離保持義務違反を適用するケースが多く、平成30年は前年と比べほぼ倍増の1万3025件が摘発された。

 Q 重大な死傷事故につながった場合は

 A 悪質な死亡事故には自動車運転処罰法の危険運転致死罪や刑法の殺人罪を適用するケースもある。さらに、交通トラブルからあおり運転を行い、傷害や暴行などの事件を起こした場合は「危険性帯有者」と認定され、免許停止の行政処分を受けることもある。免許停止期間は最長で180日だ。

 Q 被害に遭った場合はどうすればいいか

 A 警察庁は「サービスエリアやパーキングエリアなど交通事故に遭わない場所に避難し、ためらうことなく110番してください」とホームページで呼びかけている。ドライブレコーダーの映像や音声が摘発の決定打となったケースも多く、対抗策として搭載する人も増えているようだ。

 Q 今後の捜査は

 A 宮崎文夫容疑者は今回、運転していた男性を殴りけがを負わせたとして逮捕された。その前にあおり行為をしたほか、別の場所でもあおり運転をした疑いがあり、捜査で立件の可否を判断する。

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