「ぶつけられて頭にきた」あおり運転の宮崎容疑者供述

 茨城県守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件で、傷害容疑で茨城県警に逮捕された宮崎文夫容疑者(43)が、被害者の車が自身の車に追突したとして「ぶつけられて頭にきたので殴った」と供述していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、宮崎容疑者は10日の殴打事件の際、被害者の男性会社員(24)の車の進行を阻んで停止させた後、男性の車に歩み寄り窓越しに怒鳴りつけるなどした。この際、もみ合いになって男性がブレーキから足を離してしまい、宮崎容疑者の車にぶつかったという。

 宮崎容疑者は「つかみかかっているときに車が動いてぶつかった」と供述し、衝突の直後に男性の顔を複数回殴ったとする容疑を認めている。

 また、宮崎容疑者が運転していたBMWの白色の高級スポーツタイプ多目的車(SUV)に複数のすり傷がついていたほか、今回の事件まで数キロにわたり急な車線変更や減速を繰り返していたことも判明。7月23日には愛知県岡崎市と静岡市清水区で同じ車によるあおり運転が確認されており、茨城県警は各地で危険な運転を繰り返した結果、車体に傷がついたとみて調べている。被害者から提供を受けたドライブレコーダー映像の解析を進め、暴行容疑での立件を視野に捜査している。

 一方、県警は、宮崎容疑者を自宅にかくまったとして、犯人隠避などの疑いで逮捕した交際相手で大阪市の会社員、喜本(きもと)奈津子容疑者(51)について、傷害幇助(ほうじょ)容疑での立件も視野に捜査に乗り出した。喜本容疑者は殴打事件の様子を携帯電話で撮影していたとされる。

 県警は19日、不詳としていた宮崎容疑者の住所を大阪市東住吉区桑津、職業を会社役員と発表した。喜本容疑者は同じマンションの別室に住んでいた。

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