京アニ支援を 「境界の彼方」舞台、奈良・橿原市が募金箱設置

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオで起きた放火事件を受け、京アニ制作のテレビアニメ「境界の彼方(かなた)」の舞台とされる奈良県橿原市は、市観光交流センター「かしはらナビプラザ」など市内3カ所に募金箱を設置し、支援を募っている。

 「境界の彼方」は、特殊な能力を持った若者が「妖夢(ようむ)」と呼ばれる怪物と戦うファンタジー作品。平成25年にテレビ放映され、27年には劇場版が公開された。作品に登場する学校や駅などは、橿原市内に実在する施設がモチーフになったとされ、橿原はファンにとって「聖地」とされている。

 作品のファンでつくる「橿原デジタルコンテンツ推進委員会」の森口弘章代表(24)が市に働きかけ、募金箱の設置が実現。森口代表は「言葉にならない衝撃的な事件。これからも支援の輪を広げていきたい」と話している。

 募金箱はかしはらナビプラザのほか、ファンのたまり場となっている喫茶店「喫茶サンド」などに8月末まで設置され、集まった義援金は京アニに贈られる。また、市分庁舎「ミグランス」1階の交流広場には、アニメに登場する主人公らの等身大パネルや、ファンが思い思いにメッセージをつづるノートも置かれている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ