青葉容疑者 京都市内宿泊時に本名と携帯番号伝える

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)の第1スタジオで起きた放火殺人事件で、京都府警が殺人などの容疑で逮捕状を取った青葉真司容疑者(41)が15、16の両日、京都市内で宿泊した際に、宿泊施設側に本名と携帯電話の番号を伝えていたことが29日、捜査関係者への取材でわかった。

 携帯電話の番号は、実際に使用されていたものだった。府警は携帯の契約が確認されたことから、利用状況や検索内容などの解析を進めている。

 青葉容疑者は15日に新幹線で京都市に入り、同日と16日の両日、市内の宿泊施設で宿泊。昼間は宇治市や京都市伏見区の京アニ関連施設を下見していたとみられる。府警によると、宿泊施設に予約をした形跡はなく、飛び込みで宿泊していた。

 さいたま市内の自宅アパートの捜索では、スマートフォンのほか、タブレット端末も押収されており、青葉容疑者は複数のデジタル機器を使いこなしていた可能性が高い。ただ犯行後、身柄を確保された際には携帯電話は所持しておらず、遺留物としても確認されていない。府警は、携帯電話の利用状況や検索内容が動機や犯行計画解明の鍵を握る可能性があるとみて、詳しく調べている。

 火災は18日午前10時半ごろ発生。青葉容疑者が侵入してガソリンをまいた後に爆発が起こり、鉄筋コンクリート3階建てが全焼。35人が死亡し33人が負傷した。

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