青葉容疑者、口座から現金下ろす 京アニ犯行前、資金準備か

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)の第1スタジオで起きた放火殺人事件で、京都府警が殺人などの容疑で逮捕状を取った青葉真司容疑者(41)が、犯行前に金融機関の口座から現金を下ろしていたことが29日、捜査関係者への取材でわかった。京都への交通費や携行缶など犯行に使った品物を準備するための資金を下ろした可能性もあり、府警が調べている。

 15日に京都入りした青葉容疑者は、17日にかけてインターネットカフェや宿泊施設を利用しているほか、京都市や宇治市を公共交通機関などを使って行き来する様子が確認されている。

 また、17日には宇治市内のホームセンターで携行缶や台車、包丁、バケツなどを、さらに18日の犯行直前に第1スタジオ近くのガソリンスタンドでガソリン40リットルをそれぞれ購入するなど一定の資金が必要となる行動を取っていた。犯行後、身柄を確保された青葉容疑者が所持していた財布内に残された現金は少なかったという。使用額と引き出した額はおおむね一致しているという。

 火災は18日午前10時半ごろ発生。青葉容疑者が侵入してガソリンをまいた後に爆発が起こり、鉄筋コンクリート3階建てが全焼し、35人が死亡し、33人が負傷。青葉容疑者も全身やけどで治療中で事情が聴けていない。

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