京アニ放火殺人事件 「らき☆すた」聖地でファンら感謝胸に集い、神輿担ぐ 埼玉・鷲宮

 アニメ制作会社「京都アニメーション」の放火殺人事件で、代表作「らき☆すた」の舞台となった埼玉県久喜市鷲宮地区で28日夜、「八坂祭」が開かれ、参加したファン約100人が事件の犠牲者に黙とうをささげた。その後、「らき☆すた神輿」を担いで練り歩き、「京アニの惨状を繰り返さない。被害者の人たちの1日も早い回復を願って、いくぞ京アニコール!」というかけ声とともに、祭りは最高潮を迎えた。

 作中に登場する神社のモデルとなった久喜市の鷲宮神社には、平成19年の放映開始直後から多くのファンが訪れるようになり、地元住民と一体で町おこしに取り組んできた。みこしは、ファンの有志団体が20年に制作。毎年、鷲宮地区の祭りでファンが担いでいる。

 有志団体の大木敏久代表(40)は「らき☆すたは人生を楽しくしてくれた大事な作品。みこしを担ぐことで、アニメファンに少しでも元気を届けたい」。近くに住む女性(63)も「このような形で京アニ事件の被害者に関係する人たちを少しでも元気づけられれば…」と話した。

 盛岡市から訪れた会社員の吉田真生さん(43)は「京アニは多くの人から愛される作品を生み出した。これからも自分なりに応援していきたい」と話した。

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