京アニ 青葉容疑者、事件前日の17日午前に携行缶など購入  

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)のスタジオで18日起きた放火事件で、殺人などの容疑で逮捕状を取った青葉真司容疑者(41)が17日午前に携行缶などを同市内のホームセンターで購入していたことが23日、捜査関係者への取材でわかった。直後に台車を押して歩く青葉容疑者に似た男が確認されており、京都府警は、徒歩で台車を押して移動したとみて経路などを詳しく調べている。

 青葉容疑者は事件の2日前の16日午前10時半から約2時間、JR京都駅近くのインターネットカフェを利用。入店時に免許証を提示し、パソコンが使える部屋を選び、特に不審な様子はなかったという。

 翌17日午前11時15分ごろと20分ごろには、赤いTシャツに青いジーンズ姿の青葉容疑者に似た男が宇治市のホームセンター付近の道を歩く姿が、別々の防犯カメラの映像に写されていた。

 いずれも台車を押しており、同20分ごろの映像では、ガソリンの携行缶とみられる箱2個が載った様子が確認できる。同日午後2時半頃には、ホームセンターから約5キロ離れた京アニ本社近くで同じように台車を押した青葉容疑者に似た男の姿が防犯カメラの映像に残されていた。

 また、亡くなった34人全員の司法解剖が終了したことが捜査関係者への取材でわかった。すでに判明した人も含め、焼死が26人、一酸化炭素中毒死が4人、窒息死が2人、全身火傷が1人、不詳が1人。不詳の1人についても、放火事件で亡くなっていることに間違いはないという。

 火災は18日午前10時35分に発生。青葉容疑者が侵入して「死ね」と叫んで液体をまいた後に爆発が起きた。

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