台風5号、長崎に特別警報 気象庁「最大級の警戒を」

 台風5号は20日、九州や中国、四国を風速15メートル以上の強風域に巻き込みながら黄海から朝鮮半島に迫った。台風周辺や太平洋高気圧から暖かく湿った空気が集中的に流れ込んだ九州北部は大雨になった。気象庁は20日午前、長崎県に大雨特別警報を発表。臨時会見を開き最大級の警戒を呼びかけた。大雨・洪水警戒レベルは5月29日の運用開始から初めて最高の5に上がった。同県内では土砂崩れが相次ぎ、けが人も出た。

 大雨特別警報が発表されるのは昨年7月の西日本豪雨以来。気象庁によると、長崎沖では積乱雲が次々と発生し、帯状に連なって同地域に雨を降らせ続ける「線状降水帯」が形成されたという。長崎県警や県などによると、新上五島町では女性2人が自宅の屋根から転落して負傷。五島市では土砂崩れが10カ所以上、対馬市では数カ所発生したとの情報がある。県内の避難指示対象者は一時、計約3万9千人に上った。

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