車で振り落とし、猶予判決 あおり注意された運転手

 あおり運転を注意してきた男性をトラックにしがみつかせたまま蛇行運転し、約6キロ先で振り落として負傷させたとして殺人未遂罪に問われた埼玉県上尾市、トラック運転手、伊藤照晃被告(46)に仙台地裁は2日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

 弁護側は殺意を否定し傷害罪の適用を主張したが、江口和伸裁判長は判決理由で「高速度のトラックから転落すれば死亡する危険性が高いことは明らか。被告は被害者を振り落とそうと蛇行や加速を繰り返した」と殺人未遂罪を認定した。一方で被害者との示談成立を考慮し執行猶予とした。

 判決などによると、昨年6月26日、宮城県大河原町の国道4号で、注意してきた栃木県那須烏山市の50代男性が運転席側のステップに乗った状態で発進。6分間走り宮城県柴田町の路上に男性を落とし、胸などに3週間のけがをさせた。

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