川崎殺傷事件1カ月 カリタス学園で追悼ミサ

 川崎市多摩区でスクールバスを待つ私立カリタス小学校の児童ら20人が殺傷された事件から1カ月となった28日、亡くなった保護者の外務省職員、小山智史さん(39)とカリタス小6年、栗林華子さん(11)の追悼ミサが同学園で行われた。

 学園によると、出席したのは児童と保護者らで、計約1千人が講堂に集まり、ミサはしめやかに執り行われた。ミサでは祈りとともに、亡くなった栗林さんが生前に描いた絵と、小山さんの娘が描いた小山さんの似顔絵を奉納する場面があったという。

 児童全員で2人にささげる歌も披露。出席者の中には涙をこらえきれない人もいた。内藤貞子校長は「悲しみを乗り越えて、今を精いっぱい生きていく子供たちとともに前を向いて歩いていきたい」と述べた。

 現場には今日も献花に訪れる人の姿があった。訪れた無職の男性(86)は「ただただ悲しい。現場を通るときはいつも手を合わせている。事件を忘れないようにしたい」と話した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ