カリタス小が登校再開を前に保護者説明会 心のケア方法や登校方法を説明

 川崎市多摩区でスクールバスを待つ私立カリタス小の児童ら20人が殺傷された事件で、事件以来、休校措置を取っていたカリタス小では4日、5日の授業再開を前に、保護者説明会が開かれた。学校側は児童への心のケア方法や、登校方法などを説明。バス停の変更や警備員を大幅に増強して安全を確保することも伝えられた。

 説明会は午後に2回行われ、最初の午後1時半からの1回目には、児童の保護者約550人のほか、系列校の保護者約150人も出席した。黒い喪服に身を包み、花束を持って学校に入る保護者の姿も見られた。

 学校側によると、5日からの通学体制について、児童らが事件のことを思い起こす恐れがあるためスクールバスを使わず、川崎市から市バスのバスを貸し切って運行することが示された。バスは2週間ほどは既に確保できているという。

 また、5日はこれまで2人だった警備員を7人に増員。通学路や、JR線・小田急線登戸駅付近から送迎するバス停を教職員や神奈川県警の警察官とともに警戒に当たることも伝えられた。当面はこれまで禁じてきた学校への車での送迎も容認するとした。

 また、児童の心のケアに対応するため、これまで非常勤2人だったスクールカウンセラーを常勤にし、直接の相談や電話での相談にも応じられるように態勢を整えたことも示された。

 説明会では保護者への質問時間も設けられたが、特に質問などはなかったという。小学校を運営するカリタス学園の高松広明事務局長は「保護者も子供もストレスを感じる中での登校再開になる。心のケアということに最大限注意しながら子供が安心して通える環境をできるだけ早く取り戻していきたい」と話した。

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