DV、性被害…「認識欠如」 小4虐待死、千葉県検証委

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん=当時(10)=が死亡した虐待事件を巡り、県柏児童相談所の対応を調査する県の検証委員会が24日、第3回会合を開いた。父勇一郎被告(41)=傷害致死罪などで起訴=によるドメスティックバイオレンス(DV)や性的虐待の疑いを把握しながら事件を防げなかったことを、複数の委員が「重大性を認識していなかったのではないか」と問題視した。

 会合は非公開。県の担当者によると、検証委は当時の児相所長や児童福祉司など計9人への聞き取りを終え、6月中をめどに野田市や学校関係者にも事実確認を進める。再発防止策を含めた報告書を取りまとめる時期は未定としている。

 委員長で「子どもの虹情報研修センター」(横浜市)の川崎二三彦センター長は会合後の取材に、傷害ほう助罪に問われた母なぎさ被告(32)の16日の初公判を傍聴したことに触れ「審理で明らかになった内容は検証委で全て取り上げる」と話した。

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