小4虐待死受け一時保護所を増設 千葉県が緊急対策

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が両親から虐待を受けた後に死亡した事件を受け、県は8日、当面の再発防止策などを盛り込んだ「児童虐待防止緊急対策」をまとめた。令和3年度までに児童福祉司や児童心理司らを200人増員する計画を1年前倒しすることや虐待の疑いがある児童を受け入れる一時保護所を増設することなどが柱で、必要な経費を6月定例県議会に提出する補正予算案に盛り込む。

 県によると、県が所管する6つの児童相談所の一時保護所の入所者の合計は今年2月現在、140人で、定員(115人)を25人オーバーしている。緊急対策では敷地に余裕のある市川、柏、銚子、君津の4児相で一時保護所を増設し、定員オーバーを解消する。

 また、特に虐待の相談対応件数が多い中央、市川、柏の3児相について弁護士の配置を週1日から週2日に拡充。配置している警察官(OBを含む)も1人から2人に増やす。

 担任が児童の見守りやケアに当たる時間を増やせるよう、小学校への非常勤講師の派遣も行う。困難な虐待事案に対処するためスクールソーシャルワーカーも増員する。

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