地面師事件、詐欺認める 土地所有者役の女ら初公判

 住宅大手の積水ハウス(大阪市)が地面師グループに土地購入代金をだまし取られた事件で、詐欺や偽造有印公文書行使などの罪に問われた羽毛田正美(64)、常世田(とこよだ)吉弘(67)、秋葉紘子(75)の3被告の初公判が8日、東京地裁(石田寿一裁判長)で開かれた。3被告はいずれも起訴内容を認めた。一連の事件の公判は初めて。

 検察側は冒頭陳述で、羽毛田被告が土地所有者の女性になりすまして取引に当たったと指摘。常世田被告は偽造書類を扱うなど事件を後方支援し、秋葉被告が主犯格の男らに羽毛田被告を紹介したとした。

 起訴状などによると、3被告は平成29年3~6月、品川区の土地の所有者を装い、積水ハウスから購入代金55億円余りをだまし取ったとしている。

 事件をめぐっては、警視庁が男女17人を逮捕。3被告を含む10人が起訴されている。

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