小6長女の頭踏む、暴行容疑で父親逮捕 仙台

 長女(12)の頭を踏みつけるなどの暴行を加えたとして、宮城県警泉署は15日、暴行の疑いで仙台市泉区向陽台の会社員、後藤亨智(ゆきのり)容疑者(43)を逮捕した。容疑を認めている。

 逮捕容疑は昨年8月26日午後9時ごろ、自宅で当時小学6年だった長女の頭を数回踏むなどしたとしている。同署によると娘は頭痛を訴えて、通院。当初異常は見つからなかったが、硬膜下血腫と判明し、手術を受けた。暴行との因果関係は不明だという。

 児童相談所からの通報で発覚した。同署によると、後藤容疑者には長女を含めて5人の子供がおり、全員が児相に保護されているという。同署は日常的な虐待の有無などを調べている。

 仙台市などは後藤容疑者の逮捕を受けて、会見し、市の対応などを説明した。

 長女は暴行があったとされる翌日の昨年8月27日に学校を欠席。母親から「体調が悪いから休む」と電話連絡があった。同28日には母親が教頭に「きょうだいとけんかをして、階段から落ち頭を打った」と連絡。一方、長女は同級生に「父親から押されて階段から落ちた」と話したため、この同級生が養護教諭に話したが、長女自身が「冗談だよ」と取り消したという。

 別の日に欠席した際、担任が不在の母に代わり祖母へ連絡したところ母親と同様の説明を受け、「複数の家族の話が一致した」として学校は事故と判断した。

 12月中旬にはきょうだいが養護教諭に「父親が長女を蹴った」と話したが、学校側は「事実関係が確認できなかった」とした。今年1月、長女の同級生が担任に「父親に殴られたり蹴られたりすると言っていて心配だ」と改めて話したため、学校が児童相談所に連絡。児相は泉署に情報提供し、5人のきょうだいを順次一時保護した。

 調査の結果、長女を含めた3人に対する虐待の疑いがあるといい、後藤容疑者は児相に「お手伝いなどの言いつけを守らず腹が立った」と話しているという。

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