ビットコイン交換所CEOに一部無罪 猶予付き判決 東京地裁

 仮想通貨「ビットコイン」(BTC)交換所運営会社「マウントゴックス」(東京、民事再生手続き中)のBTC消失事件をめぐり、取引システムで口座残高を水増ししたとする私電磁的記録不正作出・同供用罪などに問われた最高経営責任者(CEO)、マルク・カルプレス被告(33)の判決公判が15日、東京地裁で開かれた。中山大行(ともゆき)裁判長は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役10年)を言い渡した。顧客の資金を着服したとする業務上横領罪は無罪とした。

 平成29年7月の初公判でカルプレス被告は「神に誓って無実」と述べていた。

 中山裁判長は、顧客からの預かり金は「同社に帰属する」と認定。検察側は、着服金が会社の資金だとしても関連会社の投資や天蓋付きベッドの購入費などに充てるのは業務上横領罪に当たると主張していたが、判決は、投資などは「経営判断」とし、ベッド購入費などは被告が後に返済する同社からの「貸付金」だったと認定した。

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