東日本大震災8年 「孤独死」をテーマにした映画「ひとりじゃない」が完成

 撮影は昨年9月に豊里町内で3日間にわたって実施。稲森さんをはじめ撮影スタッフらは大阪などから参加した。豊里町の住民らはエキストラ出演したほか、地元ロケの宿泊や出演者やスタッフらへの食事提供などでもてなした。「豊里町は何もない。そんな日本の原風景が詰まっているところが素晴らしい。現地の人も温かかった」と鐘江監督は気に入った様子。

 約40分の映画に加えて、現地の人たちへのインタビューなどで構成されたPR動画も完成。今年1月に豊里町で行われた試写会に約400人が参加した。同町側は「多くの人に見てほしい」と、学校やボランティア団体などに無料上映を呼びかけている。

 主演の稲森さんは「セリフは少なかったが、方言が大変だった」と振り返る。「孤独な人は、誰かに背中を押してもらいたいと思っている。この作品を見て一歩を踏み出すきっかけになれば」と鐘江監督は話している。

 5月11日には、大阪府池田市の池田市民文化会館で上映される。

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