籠池被告が意見書「国策捜査」「非は認める」 初公判で

 国や大阪府・市の補助金をだまし取ったなどとして詐欺と詐欺未遂罪に問われた学校法人「森友学園」前理事長、籠池(かごいけ)泰典被告(66)と妻の諄子(じゅんこ)被告(62)に対する大阪地裁の6日の初公判で、籠池被告は意見陳述書を読み上げ、「口封じのための国策捜査」と述べた。

 籠池被告は「私と家内を国策捜査し、国策逮捕し、人質司法として300日間も国策勾留したのは口封じ」とし、「官邸からの意向と官邸への忖度(そんたく)で財務省が動き、(大阪府の)私学審議会が大阪府知事の意向を受けて動いた重大な事件だったが、国民の目をそらせるために(夫妻を)別件逮捕した」と主張。小学校の建設や開校については「多くの政治家が賛同したが、値引き問題が勃発し、安倍(晋三)首相は保身にかじを切った」とした。

 一方、幼稚園の補助金申請は「一部について事実と異なる申請をしたり書類に手を加えて本来は受けるべきではなかった補助金を受け取ったりしたことは否めない。非は率直に認める」と陳述。「教育に投ずべきお金を不正に扱ったことについては、心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

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