籠池被告が詐欺罪を否認 大阪地裁で初公判

 国や大阪府・市の補助金をだまし取ったなどとして詐欺と詐欺未遂罪に問われた学校法人「森友学園」前理事長、籠池(かごいけ)泰典被告(66)と妻の諄子(じゅんこ)被告(62)の初公判が6日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で開かれ、両被告は詐欺罪の成立を否定した。両被告が法廷に立つのは初めて。一連の「森友問題」への発言などが注目される。

 10月30日の結審まで15回の公判期日が指定され、この間、19人の証人尋問が予定されている。判決公判は後日指定される見込み。

 起訴状によると、両被告は、大阪府豊中市での小学校建設をめぐり、工事金額を水増しした契約書を国に提出して補助金約5600万円をだまし取ったほか、学園の幼稚園で障害などで特別な支援が必要な「要支援児」を受け入れているなどと偽り、府・市から補助金計約1億2000万円をだまし取ったとされる。

 両被告は、平成29年7月に大阪地検特捜部に逮捕され、約10カ月間の勾留をへて昨年5月に保釈。保釈後の記者会見では、補助金詐取事件を「国策捜査」と批判していた。

 裁判所と検察側、弁護側が協議して裁判で取り扱う証拠や争点を整理し、公判のスケジュールを決める非公開の手続き「公判前整理手続き」も長期化し、29年11月から今年2月末まで行われていた。

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