虐待で児相通告8万人超 30年、警察庁の犯罪情勢

 警察庁は7日、平成30年の犯罪情勢(件数などは暫定値)を公表した。虐待を受けた疑いがあるとして児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子供は前年比22・4%増の8万104人となり、統計のある16年以降初めて8万人を超えた。刑法犯全体の認知件数は81万7445件で、戦後最少を更新した。

 児童虐待は、今年1月に千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、両親が傷害容疑で相次いで逮捕されるなど後を絶たない。

 通告児童数は過去5年間で約2・8倍に増加。30年分の内訳は、暴言などの心理的虐待が5万7326人と7割を占めた。暴力による身体的虐待が1万4821人、ネグレクト(育児放棄)などの怠慢・拒否が7699人、性的虐待が258人で、いずれも前年を上回った。

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