業者側が市職員に漏洩依頼か 西宮市官製談合

 兵庫県西宮市が平成29年に発注した下水管工事をめぐり、市職員と落札業者の3人が逮捕された官製談合事件で、業者側が市職員に非公表の入札情報の漏(ろう)洩(えい)を依頼した疑いのあることが30日、捜査関係者への取材で分かった。兵庫県警は同日までに市役所など関係先を家宅捜索。押収資料を分析し、不正が起きた構造的な背景を捜査している。

 逮捕された市職員は、西宮市下水建設課副主査の広瀬大輔容疑者(35)。同市の土木建設会社「大(だい)喜(き)建設」に入札情報を漏らして落札させたとして、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された。

 市などによると、同社は27年10月以降、広瀬容疑者が担当した下水道関連工事4件を落札。落札額と非公表の最低制限価格との差は最大でも0・68%だった。同価格は工事の品質低下などを防ぐために市が設定した金額で、下回った額で応札した業者は失格となる。

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