元現場所長、起訴内容認める 新名神橋桁落下事故

 神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で平成28年4月、橋桁が落下し作業員10人が死傷した事故で、業務上過失致死傷の罪に問われた橋梁大手「横河ブリッジ」(千葉県船橋市)の元現場所長、福持陽光(ひろみつ)被告(44)の初公判が27日、神戸地裁(小倉哲浩裁判長)で開かれた。福持被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側は「被告は地盤沈下や支柱の傾きを事前に認識していた」と指摘。「工期の遅れを懸念し、地盤調査をせず工事を続行するなど必要な対応を怠った」と述べた。また、死亡した男性作業員=当時(37)=の父親の「悲しみが消えない。責任者に厳罰を望む」との供述調書も読み上げた。

 起訴状によると、福持被告は28年4月22日夕、地盤沈下の危険性を認識しながら地盤調査をせず、橋桁落下事故で作業員2人を死亡させ、8人に重軽傷を負わせたとされる。

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