寝屋川中1男女殺害判決「弁解は作り話」

 「供述は信用できない」「極めて重要な点が虚偽」。19日、大阪府寝屋川市の中学1年生の男女殺害事件で、大阪地裁で死刑判決を受けた山田浩二被告(48)。判決は被告の弁解をことごとく退け、「作り話」とまで言い切った。初公判では土下座して謝罪していた山田被告。判決主文を言い渡されても取り乱すことはなく、表情から胸の内はうかがえなかった。

 この日は一般傍聴席48席を求めて559人が列を作った。山田被告は午後2時すぎ、大阪地裁で最も大きい201号法廷に。丸刈り頭に、いつも通り上下とも緑色の服。弁護士に頭を下げ、隣の席に座った。

 「1時間あまり後に主文の言い渡しをします」。裁判長が判決主文の読み上げを後回しにすると告げ、厳しい刑が想定される中、判決理由の朗読が始まった。山田被告は天井を見つめたり時折、首を傾けたりして静かに聞き入った。

 判決は、山田被告の法廷供述を徹底的に否定した。

 山田被告は星野凌斗(りょうと)さん=当時(12)=について車に乗せた後、「汗をかいて震えだし、息をしなくなった」と説明。平田奈津美さん=同(13)=については「無理やり車に乗せられたと警察に言う、などと大声を出され、口をふさいでいるうちに手が首にずれ、急に動かなくなった」と供述していた。

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