最後まで遺族直視せず 東名あおり運転で石橋被告

 「被告人を懲役18年の刑に処す」-。神奈川県大井町の東名高速道路で昨年6月、あおり運転を受けて停車させられた夫婦がトラックに追突され死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた建設作業員、石橋和歩(かずほ)被告(26)の裁判員裁判の判決公判。判決の瞬間、石橋被告は立ち上がって前を向き、深沢茂之裁判長の判決言い渡しを聞いていた。

 その後、判決理由が読み上げられると、うつむいたまま証言台の椅子に座り、時折腕を組んだり頭を揺らすなど落ち着かない様子を見せ、検察側後方に座る遺族に目を向けることはなかった。

 判決言い渡しに先立ち、深沢裁判長から「何か言いたいことは」と問われると「ない…」と返答。判決理由読み上げ後、「分かりましたか」と問われた際には「はい」と小さな声で答えた。

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