ゴーン容疑者、会社のカネで“金ピカ”生活 4カ国に高級住宅

 カリスマ経営者のハンパではない“銭ゲバ”ぶりが明らかになってきた。逮捕された日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)がブラジルやフランスなど世界4カ国で利用していた高級住宅は、日産関連の企業が無償で提供していたものだった。

 関係者によると、ゴーン容疑者が利用していた高級住宅は、出身地のブラジルのリオデジャネイロ、ルノー本社のあるフランスのパリ、日産の子会社があるオランダのアムステルダム、ルーツがあるレバノンのベイルートの4カ国。オランダの日産子会社が購入し、ゴーン容疑者はタダで使っていたという。

 ブラジルきっての観光地コパカバーナ・ビーチ。年間を通して観光客が絶えないビーチは、年またぎの大花火大会が有名で、サッカー元ブラジル代表のロナウジーニョなどセレブ御用達として知られる。海岸沿いのホテルは、平日でも1泊約10万円もするような部屋が多く予約困難で、すでに年末年始は満室状態になっている。

 ビーチを見下ろす13階建てマンション。ゴーン容疑者は6階のフロア全てを占める約600平方メートルを住居として利用していたが、ぜいたくにもカーニバルが開催される2~3月ごろしか訪れることはなかったという。ゴーン容疑者はリオ五輪の聖火ランナーも務めるなどブラジルへの愛着が深いことで知られる。

 パリで利用していたとされる高級住宅は、セーヌ川やエッフェル塔にも近く、世界の要人やセレブが多く住んでいる。最低でも100平方メートルするというマンションも、姿を見せることは多くなかったようだ。

 そのほかにも幼少期を過ごしたレバノンや、オランダも高級住宅で、購入や改築費用などすべて合わせれば数十億円ともいわれている。

 海外で利用されていた高級住宅は、正当な理由がないにも関わらず、ゴーン容疑者は賃料を支払っていなかったという。東京地検特捜部は、会社側から実質的な利益を得ていたと判断。これについても報酬として有価証券報告書に記載する義務があったとみている。

 「コストカッター」の異名を持ち、社員のリストラで業績を上げたゴーン容疑者だが、会社の金で自らの私腹を肥やしていたとは、開いた口がふさがらない。

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