死刑求刑にも表情崩さず「本当のこと話した」 寝屋川中1男女殺害

 死刑求刑にも表情を変えず、最終意見陳述では自らの公判供述を「表現の仕方が悪かった」と弁明した。

 21日に大阪地裁で開かれた論告求刑公判。午前10時ごろ、上下緑色の服装で入廷した山田浩二被告は、裁判長の方を向いて深々と一礼すると、検察側の論告に静かに聞き入った。

 検察側は論告で、山田被告が初公判で土下座して謝罪をしたことを「形だけのパフォーマンスにすぎない」と突き放し、「山田被告の供述は荒唐無稽」と切り捨てた。だが、その間も表情を崩さず、手元の資料に目をやったり、弁護士と会話したりと、比較的落ち着いた様子だった。

 最終意見陳述では、「述べたいことを言います」と小声で切り出した山田被告。証言台で数分間、うつむきながら話した。ハンカチを左頬に添え、「平田さん、星野君に申し訳ない気持ちでいっぱい。昨日(20日)と2日目(2日)のご遺族の方の話を聞いて、2人のお子さんが本当に愛されているとよく分かった」と話した。

 遺族に対しては「聞きたくない話ばかりだったと思う」「表現の仕方が悪かったところもあった」としながらも、「法廷では当時の記憶に基づいて本当のことを話した」と強調。最後には「本当に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪の言葉を口にした。

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