脱線現場で初の追悼慰霊式 JR西、被害者に説明

 平成17年4月に起きたJR福知山線脱線事故で、JR西日本は17日、来年4月の追悼慰霊式を、列車が衝突した兵庫県尼崎市の現場マンション付近で初めて営むと明らかにした。

 兵庫県伊丹市のホテルで開いた非公開の説明会で負傷者らに伝えた。マンション一帯は今夏に慰霊碑などの整備工事が完了し、一部遺族らから事故現場での慰霊式実施を求める声が出ていた。

 説明会でJR西は雨天対策として、慰霊碑前の広場に大型テントを設けるなど概要を説明。参加者によると、「現場に行くのは心理的に不安だ」との意見も出た。付近のホテルで式の様子を中継する案も報告された。

 また、最終的な保管場所が未定の事故車両について、JR西は7両全てを保存すると説明。遺族や負傷者の意見を聞きながら来年度以降、社員の安全教育のために活用方法を示すという。

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