「大麻汚染」高校生も… なぜ大阪の若者の摘発が多いのか

 「(中学や高校の同級生から)約1グラムを3500~4500円で買った」

 男子生徒の供述などをもとに、府警は、同級生の別の男子生徒(18)と内装工の少年(18)を同容疑(譲渡)で逮捕した。

同級生間で気軽に売買

 府警によると、男子生徒が大麻に手を出したきっかけはこうだ。

 「一回吸ってみいひんか?」

 29年7月、大阪市内で一緒にいた同級生(18)から誘われた。「まずいと思ったが、うまそうに吸う姿をみて、どういう気分になるのか気になった」。吸ってみると、自分の意志と関係なく楽しい気分になり、次第にはまってしまったという。男子生徒は、インターネットでガラスパイプを購入し、同級生らから大麻を買うようになった。無料通話アプリ「LINE」で、「1個ほしい」と伝えると、歩道上や公園で受け取った。LINE上では「大麻」などの単語は使わず、会話でも「ハッパ」「ミドリ」と隠語を使った。1グラム3500~4500円程度と手を出しやすい金額だったのもあり、男子生徒は「(少年2人から)計10回くらい買った」と供述したという。

 一方、同級生ら2人は、地元の先輩の会社員(22)ら男3人=同法違反(譲渡、営利目的共同栽培)などで逮捕=から、それぞれ購入していた。男らは、自宅マンションで大麻の栽培も行っていたといい、「栽培方法はインターネットで調べた」などと供述。育てた大麻を男子生徒らに売りさばいていたという。捜査幹部は「少年らはもともとたばこを吸っていたため、大麻を吸うことへの抵抗感も低かったのだろう。地元の先輩後輩という関係なので、欲しくなればSNSですぐに頼むことができるし、安価なので、手を出しやすかったのだろう」と分析する。

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