医師に200時間残業協定 是正勧告、福井の市立病院

 福井県敦賀市の市立敦賀病院が平成29年度、医師の時間外労働を月200時間までとする労使協定(三六協定)を結んでいたとして、敦賀労働基準監督署の是正勧告を受けていたことが2日、同病院への取材で分かった。厚生労働省が示す月45時間の基準を大幅に超えており、協定そのものを勧告の対象とした。

 同病院によると、労使協定は上限を月200時間、年1600時間とし、繁忙期は月250時間とする特別条項も設けていた。実際、医師の労働時間は最長で月174時間だった。勧告は29年8月23日付。

 是正勧告に法的拘束力はなく、病院は今年度も上限を月197時間とする協定を労働組合と締結した。

 同病院の担当者は「医師不足で長時間労働になりがちだった」と説明している。

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