群馬ヘリ事故遺族会発足へ 補償、原因究明求める

 搭乗員9人全員が死亡した群馬県の防災ヘリコプター墜落事故で、乗っていた吾妻広域消防本部職員の遺族が遺族会の発足を準備していることが12日、分かった。遺族によると、月内の正式な立ち上げを目指しており、県や運航委託先の東邦航空(東京)に対し、親への補償、墜落現場への登山道の整備、早期の原因究明を求めていく。

 これまで個別に県と対応してきたが「個人で動くと要求が通りにくい。足並みをそろえたい」との意見があった。悩みや課題を共有し、精神的な負担を軽減することも狙いだ。遺族の一人は「息子を亡くした精神的なショックから食事が喉を通らず、買い物にも行けなくなった」と話した。

 群馬県の防災ヘリ「はるな」は8月10日に同県中之条町の山中に墜落。搭乗者9人のうち群馬県への出向者を含む6人が、吾妻広域消防本部の職員だった。

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