神戸空港は2時間運用拡大 台風21号被災の関空連絡橋橋桁、1本撤去完了

 台風21号で被災し一時全面閉鎖した関西空港の発着便振り分けに関し、神戸市は12日、所有する神戸空港での30便の増便受け入れ承諾を国土交通省に文書で回答した。国や関係自治体などとの合意に基づく午前7時~午後10時の運用時間制限を緩和し、朝と夜に1時間ずつ計2時間拡大して対応する。また、強風で流されたタンカーの衝突で破損した関空連絡橋の橋桁2本のうち1本の撤去作業が完了した。

 関空は浸水を免れた第2ターミナルで国内線と国際線の運航を7日以降、一部再開。機能停止が続く第1ターミナルに関し、運営会社の関西エアポートは電気設備などの安全確認を進め、早ければ14日に部分的な運用開始を目指す。

 国交省は神戸市に対し、運用時間内での増便を求めていたが、市は松井一郎大阪府知事の緩和要請を踏まえ、臨時措置として拡大を決めた。

 大阪府と兵庫県の計10市でつくる大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)も12日午後、緊急措置として大阪空港での40便の増便を受け入れるとの回答書を国交省に提出。2カ月を超える場合は改めて協議するよう求め、増便に伴う騒音状況や関空の復旧状況の定期的な報告も要望した。

 国交省が求めた運用時間(午前7時~午後9時)の延長は認めないが、遅延便の午後9時以降の着陸を容認する。

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