テロ爆薬「悪魔の母」など製造疑い 19歳少年逮捕

 爆薬「TATP(過酸化アセトン)」や「ETN(四硝酸エリスリトール)」を製造したなどとして、愛知県警捜査1課は20日、爆発物取締罰則違反(製造、所持)などの疑いで、名古屋市緑区の大学1年の少年(19)を逮捕した。今年3月に同市名東区の公園で爆発があり、捜査していた。TATPは「悪魔の母」の異名を持つ高性能爆薬で、実際にテロでも使用される。

 捜査1課によると、TATPよりも威力が大きいETNの違法製造が国内で確認されたのは初めて。

 逮捕容疑は、平成28年12月22日、当時居住していた名東区内の自宅で、TATPを製造、18年3月19日に同区内の公園で所持し、黒色火薬を燃やしたとしている。29年2月11日ごろには、自宅でETNを製造し、今年4月5日に所持したとしている。

 TATPは、過激派組織「イスラム国」(IS)が用いることで知られるほか、27(2015)年のパリ同時多発テロ、28(2016)年のベルギー同時テロでも使われたとされ、市販の薬品が原材料という。

 少年は製造当時、高校2年で「爆弾を作ってその威力を確かめたかった」と供述。TATPの製造方法はインターネット上で入手できるといい、同課は少年がどのように製造方法を入手したのか調べている。

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