基準超の汚染水排出疑い、貴金属精錬会社社長ら逮捕

 排水基準を超える有害物質を含んだ汚染水を用水路に排出したとして、愛知県警小牧署は26日、水質汚濁防止法違反の疑いで小牧市の貴金属精錬会社「中部貴金属精鉱」社長、園山七雄容疑者(58)と、同社取締役、中井学容疑者(51)を逮捕した。

 小牧署によると、園山容疑者は容疑を認め、中井容疑者は「基準値以内と思っていた」と否認している。同社は平成25~30年にかけて、汚染水を不法に排出したとして、県から文書や口頭での行政指導を5回以上、立ち入り検査を約20回受けており、県警が今年1月、家宅捜索していた。

 2人の逮捕容疑は、共謀して、昨年11月8日~12月12日の間、小牧市西之島にある工場から3回にわたり、基準値の最大約1・4倍となるアンモニアや硝酸化合物などを含んだ汚染水を、庄内川につながる用水路に排出した疑い。

 同社は金などの貴金属やレアメタル(希少金属)の精錬などを行っている。

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