「信じたくない…」高3男子不明 遺体見つかる

 西日本豪雨による大規模な土砂崩れで高校3年の植木将太朗さん(18)が行方不明となっている広島市安芸区矢野東で16日午前、1人の遺体が発見された。見つかったのは土石流で家屋全体が流された植木さんの自宅跡。広島県警は、遺体が植木さんとみて身元の確認を進めているが、酷暑の中で捜索活動を見守っていた同級生らは「信じたくない」と落胆した。(小松大騎)

「友達多く人望厚い」

 「将太朗はまだ生きてるんじゃないかって信じている」。遺体が見つかったとの知らせを聞き、駆けつけた同級生の宮原和輝さん(17)は涙をこらえるように話した。

 植木さんとは小学校からの幼なじみ。放課後には公園などで野球をしたり、ドッジボールをしたりして毎日のように遊んだ。

 明るい性格で地元仲間のムードメーカー。宮原さんら同級生から「将太朗」と呼ばれ慕われた。中学から軟式テニスを始め、校内で会う度に「県総体に行きたいから練習がんばる」とうれしそうに話す姿が印象的だった。高校では硬式テニス部に所属し、練習に励んでいた。中学卒業後には同窓会を企画するなど「友達が多くて人望が厚かった」という。

 そんな中、6日夜に友人から「将太朗と連絡が取れない」と知らされた。

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