西日本豪雨 養殖魚死に生乳廃棄…水産・畜産被害拡大か

 西日本豪雨による被害は農産物だけではなく、水産や畜産にも広がっている。被災各県などによると14日までに養殖魚が死んだり、生乳を廃棄したりするなどの被害が報告された。だが被害全容は明らかになっておらず、さらに拡大する可能性がある。

 水産関連では愛媛県で養殖のマダイ、高知県で養殖のカンパチ、マダイ、クロマグロが死ぬ被害が出た。高知県の3魚種に生じた被害は40トンを超える。河川から海への大量の水の流入で、養殖場の塩分濃度が下がったことなどが原因とみられる。

 岡山県総社市でもアユの養殖場が浸水した。広島県はカキの養殖に被害があり、浅瀬にある関連設備が埋まったとの報告が入った。長崎県では陸上養殖施設のアワビ1万5千個が死滅し、195万円の被害が出た。

 畜産や酪農にも被害があった。岡山県では道路が寸断して業者が生乳を集めることができずに廃棄が発生した。岡山県高梁市ではニワトリの施設が浸水し、2800羽が死んだ。

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