DV被害者の書類紛失 見つからず再転居、川崎市

 川崎市は13日、ドメスティックバイオレンス(DV)被害に遭い、神奈川県内の施設に一時保護されていた女性の転居先などが記された書類を紛失したと発表した。見つかっておらず、女性は再び転居を余儀なくされた。

 市によると、女性は5月29日に施設から転居。その際に立ち会った女性職員が施設側から女性の氏名や生年月日、転居先が記された「退所通知書」を受け取ったが、帰宅後に紛失に気付いた。翌30日に上司に報告し、立ち寄り先などを捜したが見つからなかった。

 市は女性に謝罪し、警察に遺失物届を提出。女性は7月初旬に再転居し、かかった費用約30万円は市が負担した。

 退所通知書は本来、施設が市に郵送する決まりだったといい、市児童家庭支援・虐待対策室の堀田彰恵室長は「命に関わる問題として慎重に取り扱う必要があった。心からおわびし、再発防止を徹底する」と話した。

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