西日本豪雨 街が水没、濁流の痕跡…倉敷市真備地区上空ルポ

 車も走っているが、流されてきた車やプレハブの建物が障害となって、救助にあたる消防や、片付けのために車で自宅へ向かおうとする住民らの行く手を阻んでいた。鉄道線路沿いの山では、ところどころに土砂崩れの跡がみられ、深緑の木々の間で茶色の山肌を露出させていた。

 さらに瀬戸内海に続く高梁川の河口付近では、茶色く濁った水と青い海面がくっきりとコントラストを描いていた。

 上空からは自衛隊のヘリによる捜索も続いていた。6日夜から降り続いた雨による今回の水害。負傷者の生存率が大きく下がるリミットとされる72時間が迫っている。隊員らはヘリの窓から顔を出し、地上に目をこらしていた。

(佐藤祐介)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ