大阪北部地震 エレベーター、今も数千機が停止か 一般マンションは後回しに

 高層化が進む都市部で大規模地震によるエレベーターの停止が長期化し、生活への影響が深刻になっている。18日に起きた大阪府北部地震では、ビル設備管理大手2社が把握しているだけでも計約3万4千基が停止。このうち数千基が20日も停止したままとみられる。専門家は「高齢者や障害者に欠かせないインフラ。早期の対応が必要だ」と訴えている。

 「28階まで上るなんて考えられない」。地震発生から半日が過ぎた18日夜、大阪市中心部の高層マンションに住む50代の男性は、エントランスでぼうぜんと立ち尽くした。「復旧のめどは立っていません」との張り紙があった。

 復旧に時間がかかるのは理由がある。日本エレベーター協会によると、最優先するのはエレベーター内に閉じ込められた人の救出。次いで病院などの建物、行政機関が入る公共施設、高さ60メートル以上の高層住宅の順で復旧を進め、一般のマンションは最後になる。

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