証券監視委が取引推奨で初の刑事告発 インサイダー容疑のスミダ元社外取締役

 配当金を増やすとの未公表の情報をもとに4人に株の買い付けを勧めたなどとして、証券取引等監視委員会は18日、金融商品取引法違反(取引推奨とインサイダー取引)の罪で、東証1部上場の電子部品メーカー「スミダコーポレーション」の元社外取締役、内田荘一郎容疑者(64)を東京地検に刑事告発した。監視委によると、公表前の重要事実を知らせずに株の売買を勧める取引推奨での刑事告発は初めて。

 監視委によると、昨年1月下旬~2月上旬、4人に株の買い付けを勧めたほか、配当金を増やすとの未公表情報を入手し、知人名義で同社株約8万株を計約8800万円で購入したとしている。4人は計約3万5千株を約3800万円で買い付け、後に同社は好調な業績を反映し配当金の増額を公表。同社の株価は上昇していた。

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